“夢灯路”がともした町おこしの灯

2005.3.31

桜の開花が遅れた今年の3月26・27日の二日間、東松山では初めての企画となる灯りの祭典『夢灯路』が開催された。このイベントは我々“ひき21”が一年前に小川の町おこしの第一弾としてプロデュースした八宮神社が舞台の〈竹灯路〉に次ぐもので、それを更に進化させ、規模も大きくして約半年の準備期間を経て実現にこぎ着けたものである。


“ひき21”がめざす東上スペーシア構想の実現にあたっては沿線の街おこしを図ることが避けては通れない。それも今までにない斬新な企画を打ち出し、実行に移すパイオニアとならなければならないのである。よくありがちな自己満足の世界に甘んじるのではなく、地域の人達に訴えて、理解を仰ぎ、協力してもらわなければ街おこしは成り立たないという考え方で行動している。依って今回の夢灯路イベントは、“進歩的な考え方を持つ自治会長有志の皆様方の強力な理解と協力を得られたからこそ、大きなパワーが生まれたのだ”と言うことを強調しておきたい。我々にしてみれば夢の実現に本当に大きな救世主が現れたということなのである。そして自治会長が動けば、地域の人達と行政の協力が得やすく、自ずと大きなうねりが出来るというものである・・・・。

さて、一つの仕事を完結するには、段取り八分とよく言うように準備とプロセス次第である。これを理想だけで突っ走るととんでもない大失敗をする羽目になる。しかし、今回は老壮青のバランスがとれ、チームワークが良く、一人目立ちたがる行動を取ることでチームを乱すスタンドプレーヤー的人間がいなかったことが成功の要因と言えると思う。

この夢灯路がお出で頂いた市民の皆様方に感動を与える事が出来、成功であったかどうかは月日の経過が答えを出してくれることと思われるが、少なくとも、商業の中心から外れて、「昔は賑やかだったんだよ!」と古老から語り草にされているだけだった見放された横町路地に思わぬ人の流れが見られ、ささやかな活気が生まれただけでも「夜なべ仕事に精を出した甲斐があったのかなあ〜」と仲間と語り合っている昨今である。